hakubo dialy*

低収入バツイチの日々の記録

父、また転倒

早朝から(5時過ぎ)下がドタバタうるさいなあとベットの中で思ってました。

出勤の準備をして1階に下りて行くと、リビングで父が仰向けになってそばに母が立っている。

父と母が反対の立場だったら大慌てなんですが、父の事なら口出し手助け無用。

うっかり関わると自分のメンタルやられます。

エベレスト級のプライドがあるので、妻ならともかく自分より下に思っている娘なんかに弱みを見せるわけにはいかないようで。

弁当の用意をしながら母に話を聞いたら「転倒して起き上がれないのよ。おしっこ漏らしてビチョビチョだし」と。

夜中の2時ごろにトイレに行こうとして転倒。

前にも何度か書いてますが、父親は自力で起き上がれません。

母が気付いて近づいたら「何しに来たんだ!」と。

呆れて放置。

そのまま一晩過ごし、トイレに間に合わずそこで失禁したようです。

早朝もう一度母が手助けしようとするも母の力ではどうしようもないですし、手摺なども無い。

救急車を呼んでも絶対乗らないと分かり切っているので、救急隊員の手を煩わせるわけにはいきませんし。

殴って気絶でもさせない限り乗せるのは100%無理です。

心配しておろおろする母に「そこに居たってどうしようもないだろう。見てるだけなら何処かへ行け」とまで。

あまりに酷い物言いに頭にきて「ケアマネさんに来てもらうよ」と言ったら、死に物狂いで起き上がってトイレに行きましたよ(笑)。

本人はヨレヨレで顔色悪いし呂律も回って無いですけど、いかにも「通常道理」を装ってたのがなんともみっともない・・・。

トイレを出た父は全身おしっこ臭いですけど、母の手を借りてなんとかベッドに寝転んで、汚れた服は母が洗濯。

後々意識混濁になっても寝たきりになっても本人が望んだことだからどうしようもない。

母に「何かあったら電話してね」と言ってさっさと出勤しましたよ。

帰ってきたら「あれから一人でトイレに行こうとしてまた倒れた」と。

ベッドから起き上がるのに失敗して床に落ち、あばらを強打。

痛くて呻いていたとか。

トイレ以外はずっと寝ていてご飯も食べていないと。

目を覚ました父が「とうとう寝返りも打てなくなった」と言うので、私がオトナになって話しかけます。

「トイレ間に合わないならリハビリパンツ買ってこようか」と聞けば「要らない」

「救急車呼ぼうか」と言えば「大丈夫」

「室内で使える歩行器用意しようか」と言っても「要らない」

訪問看護に週一でも入ってもらえば安心なんだけど」と言っても「無意味だ」「必要ない」

今は壊れたリクライニングベッドを使っているので「新しくしようか」と言っても「要らない。大丈夫だ」と。

全部拒否されたので「分かった。じゃあ今後も何もしない。私は仕事だしお母さんもお父さんを介護するには限界があるから自分の事は自分で何とかしてね。まあ頑張って。」と吐き捨てて終了。

母には「お父さんが全部拒否している限りケアマネさんは何も出来ないって言ってるし、家族が強制的に入院させるか無理やりにでも救急車に押し込むかしないとダメなんだって。でもそれは絶対無理だよね。呂律も回ってないから万が一って事もあるけど本人の意識があるうちはどうしようもないって腹を括るしかないよ。いよいよ本人の意識が無くなったら救急車呼んで。その際延命治療はしないから。本人も望んでないだろうし。残念だけどどうしようも無いからね」と説明。

それを聞いて母は泣き出す始末。

「(脊柱管狭窄症の手術をしたときに)早めに歩くようにしていれば良かったのに、歩かないでいつも寝てばかりだったから~」と。

「それは本人がやる気が無かったから今更言っても仕方ないよね。今もデイケアには絶対行かないって言ってるし、本人が選んだことだしね」

再度「本人の意識があるときは何もできないよ。」と説明。

キツイ言い方ですけど母だけにはしっかり話しておくべきかと。

さらに母には「もし私が居ないときに急変しても何も出来ないから週一でも看護師さんに来てもらうと安心なんだけど。訪問看護やってみない?」と聞くもやっぱり無言。

お父さんが倒れるのは嫌だけど、訪問看護も嫌!って事みたいです(-_-メ)

子供かよ!!

という事で好きにさせます。

寝たきり要介護になっても介護しません。

困り果てて親から歩み寄って来ない限り私は何もやらない!と腹を括りましたよ。

 

 

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